SL人吉(鹿児島本線肥薩線)
▶ in 九州 posted 2009/05/02 土 / 07:29
SL人吉
4月25日SL人吉が、JR鹿児島・肥薩線、熊本人吉間で運行を開始しました。8620形式蒸気機関車牽引の豪華な客車
SL人吉牽引するのは「ハチロク」の愛称で知られる8620形式蒸気機関車(SL)、3両編成で、展望室やビュッフェ、客車内は木や本革を使い、レトロで豪華な雰囲気を醸し出しているそうで、定員132人全席指定、GWは予約で満席とのことでした。運行期間は11月29日までの、金・土・日・祝日・夏休みに等です。
8620形式(愛称ハチロク)58654号歴史概略
- 1922 (大正11年) 日立製作所笠戸工場にて新造
- 1975 (昭和50年) 3月31日 廃車
- 1975 (昭和50年) 人吉市SL展示館にて静態保存
- 1988 (昭和63年) 「SLあそBOY」牽引機として復帰
- 2005 (平成17年) 機関車不調のため引退
- 2009 (平成21年) 復活を求める鉄道ファンらの声を受け、約4億円をかけて修復「SL人吉」牽引機として復活
「SL人吉」号の概略は以上です、詳細は下部掲載の公式サイト等をご覧ください。
実は私SL大好きでして・・
数年前でしたでしょうか、NHKハイビジョンでSL特集を6時間くらい?延々放映しておりましたが、感激の涙してテレビにかじりついておりました。しかし、好きと「撮る」は別でして、好きな割には、機関車はおろか汽車の写真は全くと言って良いほど撮ったこともない素人です。
今回、SL人吉を撮るにあたり、自分なりにテーマを考えました。
今回のテーマは「SL人吉+新緑+球磨川」
SL人吉は八代〜人吉は球磨川に沿って走ります。ご存知のとおり、球磨川は急流で有名なところ、昔ながらの急流下りや最近ではゴムボートのスポーツラフティング等もよく見かけます。急流下りとSL人吉が一緒に撮れれば臨場感たっぷり、そこに背景に新緑があればもう最高だろうなぁ・・と妄想。
けど、そんなシーンなんて万が一、位に難しいでしょう・・「仕込み」もしくは画像合成でもしない限り←これ簡単ですが(笑)。
撮影ポイント?
とりあえず何の予備知識も無いまま、例の如く行き当たりばったり、人吉より球磨川沿いを八代へ車を走らせつつ撮影ポイントを探しました。ダムが近くにあるのでしょう、一時的に球磨川の流れが緩やかになっているところがあり、対岸の山の広葉樹の新緑が水面に反射、綺麗な場所を見つけ停車。
既に一名先陣がいらしてたので撮影準備や待ち時間に、雑談、汽車の撮影についてもいろいろと教わりました。
到着した頃は風もなく、まるで水面が鏡のようで、照葉樹が綺麗に写っていたのでここにSL人吉+煙の反射が加わればもう最高!「この景色もらったせ〜!」と意気込んでいたのですが・・ そううまくは行かないのが世の常でして(笑)
結局、肝心なSL人吉が通過する時間頃には若干風が出て、細かい波で水面の反射は殆ど無くなってしまいました。
当然、一回やそこら通っただけで良い写真は撮れないのは重々承知ですが、ビギナーズラックに僅かに期待したのですがやはりダメでしたね、やはり人間、地道にコツコツという事ですよね。
一発勝負なので、三脚に固定したカメラと手持ちの望遠レンズのカメラ2台で撮影、実はさらに同時にコンデジで動画も撮っておりまして、よくばりすぎたのも結局 「虻蜂取らず」に至る(笑)